加齢臭を抑える食事
加齢臭の原因は体の中に蓄積された「脂肪」と「酸化」です。
また「活性酸素」も原因とされています。
そのためこれらを抑制する食生活を心がければ加齢臭は減っていきます。
まず抗酸化作用のある食事から一緒に考えて行きましょう。
抗酸化作用のある食物
抗酸化とは、活性酸素を抑制し活性酸素から体を守る役割を果たします。
また酸化を防ぐ役割もあるため体のサビを防止します。
- ブルーベリーやカシスなど「アントシアニン」を含む果実
- 蕎麦「ルチン」「ケルセチン」
- お茶「カテキン」「タンニン」
- 大豆「イソフラボン」
- コーヒー豆「クロロゲン酸」
- シソ「ロズマリン酸」
- ゴマ「ゴマリグナン」
- ウコン「クルクミン」
- ブロッコリー「スルフォラファン」
- 緑黄色野菜「ベータカロチン」
- トマト「リコピン」
- 鮭やいくら「アスタキサンチン」
- ほうれん草「ルテイン」
- 海藻「フコダイン」
- きのこ「ベータグルカン」
- りんご「ペクチン」
抗酸化作用の働きを助け、効果を高めるための食材
※抗酸化作用のある食べ物との組み合わせで、より効果を高めあう食材です。
亜鉛を含む食べ物
- 牡蠣
- うなぎ
- チーズ
- レバー
- 卵黄
- 納豆
- きな粉
- カシューナッツ
- アーモンド
- 黒米、赤米
セレンを多く含む食べ物
- 食パン
- えんどう豆
- 味噌
- あおのり
- てんぐさ、寒天、海藻
- ごま
このように、日頃から食べている多くの食材に抗酸化物質は含まれているのです。
昔から日本人の食のスタイルとして愛されてきたバランスのいい「和食」を中心とした「旬のものを食す」食生活が一番だとされています。
特に、高カロリーで高脂肪な肉食中心の食生活は体が酸化しやすいと言われています。
欧米型の肉食生活が中心になっている外食中心の食事では活性酸素の攻撃を受けやすいのです。
また、農業が大量生産時代に入った事で、薬漬けの野菜が販売されていたりハウスものの野菜や水耕栽培の野菜が流通しています。
新開発の商品として、室内で育つ「人口野菜」なども普及していますが、これらの栄養素は太陽の光を充分にあびて良質な土の中で育った野菜とは天と地の差があります。
人口野菜やハウス栽培の野菜には栄養がないのです。
コンビニの商品や冷凍食品などの加工食品はどんな素材が使用されているのか分かりませんし添加物も沢山入っています。
質の良い野菜を購入したり作ったりするのも一つの楽しみですよ。
日頃から偏食せずに、素材を活かした自炊を心がけ、好き嫌いなくバランスのいい食事を摂取する事により、体内に抗酸化物質が行き渡り酸化や活性酸素の攻撃を防いでくれる体に生まれ変わります。
また、野菜を中心とした食生活によって体重やスタイルも改善され脂肪が減る事によって加齢臭にも変化が起こることでしょう。
脱加齢臭にために、体の中からキレイになりましょう!